2019-06-22
ヴィクトル・ユゴー原作『笑う男』
数多くの無声映画用伴奏音楽を作曲しているティボドーが、『笑う男』のエスプリのみならず、フランス八重奏団の音質までも研究して作曲した音楽は、これ以上ないほどの一体感で映像に寄り添い、フランス八重奏団の素晴らしい演奏によって映画の緊迫感と臨場感をたっぷり楽しむことができる。
2001年、ティボドーは再び無声映画のためのオリジナル楽曲を作曲。それが『オペラ座の怪人』である。本作の上演では、映画の中で歌うクリスティーナに合わせ、実際にソプラノ歌手が唄う。今回の日本公演では多方面で活躍する佐藤亜希子がスペシャルゲストとして参加。この上なく贅沢な、フランス八重奏団とソプラノの共演が楽しめる。
関連記事
コメントを残す